温度計センサーの重要性を解説

適切な温度管理が何よりも重要

湿度計のセンサーとは

time 2021/10/24

湿度計のセンサーとは

湿度計といえば温度計とセットになっていたり、独立していて湿度を測ることができる、便利でなくてはならない装置です。温度計に内蔵されているタイプと独立しているタイプに共通するのは、どちらも湿度を測定する為のセンサーを備えることです。センサーには大きく分けて2種類あり、空気中の水分に反応して電気抵抗が発生するタイプと、静電容量によって湿度を算出するタイプに分けられます。また湿度計にはアナログ式とデジタル式があって、精度でいえば後者のデジタル式にやや軍配が上がりますが、視認性を含めて選択するのが好ましいです。

デジタル式といえどもセンサーの精度は様々ですし、校正が不十分だと実際の湿度と大きくかけ離れた数値を出してしまうので、精度を求めるなら方式を問わず高精度な湿度計を選択するのが正解です。湿度計のセンサーは経年で狂いが生じやすいので、長く使うつもりであれば校正に対応している製品がベストとなります。あまりコストを掛けずになるべく精度の良い湿度計が欲しい場合は、同じ製品を複数個並べて、誤差の小さい個体を選別することをおすすめします。センサーは経年だけでなく、使用する環境や使い方でも劣化しますし、加速度的に劣化することもありますから、扱い方には注意が必要です。

基本的には落下させたり衝撃を与えないこと、急激な温度や湿度の変化を避けたり、水を掛けないなども注意点です。動作保証範囲外の状況に置くことは好ましくありませんし、例え短時間でも劣化したり精度が低下して信頼性が損なわれることになります。

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