温度計センサーの重要性を解説

適切な温度管理が何よりも重要

物流サービス品質を決める!温度管理

time 2021/07/18

物流サービス品質を決める!温度管理

ネット通販の利用が広がる中、物流業界のサービス品質で重要視されているのが、温度管理です。冷凍食品や加工食品、医薬品などを輸送する物流業界では、適切な温度管理体制が求められており、サービス品質に直結するようになりました。物流業界では主に特に温度管理の必要のない常温(ドライ)、野菜向けの中温、牛乳や豆腐など向けの冷蔵、魚や肉などの生鮮食品向けのチルド、アイスクリームや冷凍食品向けの冷凍の5つの温度帯で管理されています。具体的には中温は15~18℃、冷凍は10℃未満、チルドは0~5℃、冷凍はマイナス18℃以下と定められており、もし温度が適正でない場合は商品品質に大きな影響を与えてしまいます。

そんな温度管理で役立つのが、温度計です。物流関係の輸送車両や保管用の冷蔵倉庫や冷凍倉庫には必ずといって良いほど温度計が設置されています。しかも一つだけではなく、複数設置することも珍しくありません。温度計に内蔵されたメモリーに10分ごとの温度を記録できるものが多くなっており、グラフ化しての管理や環境把握に役立ちます。

このような厳格な環境下で求められる温度計に求められるのは、精度と耐久性です。零下の環境下であっても正確に温度を把握できなければ、物流サービスの品質が落ちてしまいます。物流業界だけではありません。食品や飲料工場においても温度管理の重要性は決定的と言ってよいほど重要です。

衛生環境を整えることで細菌など発生や増殖を抑制し、より安心安全な商品を製造できるからです。よりよい管理体制を構築すするには、正確な状況を把握しなければならず、そのために温度計はかかせません。

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