2021/08/21
![様々な機器で構成される温度管理システム](https://akc-sa.net/wp-content/uploads/2021/07/3630688931_738642917e_b.jpg)
温度管理システムはいろいろなハードウェアや、ソフトウェアから構成されていいます。例えば温度計は対象物の温度を測る装置です。温度はデータに変換されロガーへ送られる仕組みです。冷蔵庫や冷凍庫はもちろん、食品など温度測定の対象物はさまざまです。
それらに合わせて温度計は多岐にわたります。ロガーは温度計がデータを蓄積するハードウェアで、温度計と一体型が多く取り回しにおいて優れています。ロガーは有線型と無線型があり、無線型は通信規格が異なります。温度計やロガーは工場に設置することが多く、防水加工タイプがおすすめです。
ネットワーク機器はルーターやスイッチといた様々な種類があり、重要なのがゲートウェイになります。各ロガーと接続しサーバーへ計測データを送・受信する役目です。ベースステーションと呼ばれていて、ネットワーク機器は有線型と無線型があり、有線・無線混合型もあります。サーバーはゲートウェイから計測データを受信し蓄積する機器です。
データの送受信にはソフトをインストールし、大きく分けてオンプレミスとクラウドタイプがあります。オンプレミスの場合、食品工場などに設置するもので、基本的に自社購入し保守運用しなければいけません。クラウドサーバーの場合、サーバーの一部を間借りしながら利用する仕組みです。保守・運用などをメーカーに依頼することができたり、導入スピードやセキュリティにおいて優れています。
温度管理システムを提供しているメーカーは増えているので、自社に合った温度管理システムを選択することが可能です。