温度計センサーの重要性を解説

適切な温度管理が何よりも重要

湿度計とセンサーの扱い方について

time 2021/09/15

湿度計とセンサーの扱い方について

空気中の水分を測定する湿度計は、空間を快適に保ったり、食品の品質を保つ上でも重要だといえます。一般的な家庭用の製品はセンサーを内蔵しており、設置場所や方法さえ間違わなければ、楽に扱うことができます。基本は直射日光が当たる窓際やエアコンの吹出口付近に置かないことで、外的な影響を受けにくい場所を選び設置することが大切です。壁際は空気の流れが滞りがちですから、密着させるのではなく、少し隙間を設けて設置することをおすすめします。

湿度計のセンサーは繊細なので、落下させて衝撃を与えたり、急激に加熱や冷却を行わないことが大事です。落としてしまうと信頼性が低下しますし、数値を見るだけでは故障しているかどうか分からないです。メーカーに調査を依頼しようにも、市販の安価な製品だと買い替えた方が安く済むケースが大半です。湿度計はある意味消耗品なので、経年でセンサーに狂いが生じ始めたと感じたら、そのタイミングが買い替え時となります。

市販の湿度計は元々誤差が大きい傾向で、精度が重要な場面での測定には向きませんが、一般的な用途であれば十分です。ただし、稀に大きく掛け離れた数値を叩き出すセンサーの製品が紛れ込んでいるので、同一製品を一箇所に集めて、比較して誤差の少ないものを選び抜くのが賢明です。外部センサーを備える湿度計は、本体から離れた場所を測定するのに便利ですが、内蔵型と同様に衝撃や急な温度変化には弱いので注意です。

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